2022年3月8日20:37
GMOグローバルサイン・ホールディングス(GMOグローバルサイン・HD)、CCCマーケティング(CCCMK)およびTポイント・ジャパン(TPJ)は、モビリティ・マーケティング領域に関する戦略的業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。
今後は、GMOグローバルサイン・HDが有する、コネクテッドカーの移動データと、CCCマーケティングおよびTポイント・ジャパンが有する7,000万人超の購買データを組み合わせたモビリティ・マーケティングの実現に向け、新たなプラットフォームの開発や戦略的業務提携を検討していく。
各種IoTプラットフォームを提供しているGMOグローバルサイン・HDは、モビリティ領域においてもIoT技術を活用し、一般車両含め幅広い車種をコネクテッドカーにするさまざまな取り組みを進めてきた。2017年には、ドライバー向けに、後付けの車載コネクタを通じて車両状態の自動解析と遠隔診断が行える自動車向けIoTソリューション「LINKDrive byGMO」を開発している。
一方、CCCマーケティングおよび Tポイント・ジャパンは、モビリティ領域において、さまざまな生活者に向けてモビリティがもたらすWell-beingな社会の実現を目指すべく、2021年に「MaaS(Mobility as a Service)企画推進プロジェクト」を立ち上げた。ユニークデータを軸に、さまざまなパートナーと協同しながらカーライフ・マーケティングに取り組んでいくことで、持続可能でよりよい社会の実現を目指している。
両社は今後、モビリティ領域における価値観の大きな変化に向き合いながら、互いの持つデータベースと知見を掛け合わせた各種取組みを行っていく。また、ドライバーに向けた安心でお得なサービスの提供を行うべく、日本国内で7,000万人以上が利用する「Tカード」をIDとして「LINKDrive byGMO」と連携することで、移動やエリアに応じてお得に楽しくポイントが貯まる新たなプラットフォームの開発を検討する。
加えて、GMOグローバルサイン・HDとCCCマーケティングにおいては、生活者の購買の背景にある志向性や移動、行動変容分析によるプロファイリングデータの構築を行い、企業に向けた新たなマーケティング・サービスの提供に向けた協議を進め、GMOグローバルサイン・HDとTポイント・ジャパンにおいては、Tポイントによる各種プロモーションの検討、及びTポイントアライアンス先との新たな協業ビジネス構築の検討を進めていくそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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