2011年2月11日12:14
2010年の収益は104億ドル、約1兆円になった。これは前年対比11%増。成長要因は加盟店サービスの提携戦略とデビットカード手数料収入の増加だった。
と発表したのは、世界最大のカードプロセッサーであるファーストデータ。
加盟店サービスの提携戦略とは、バンクオブアメリカとのアライアンスである。バンクオブアメリカの加盟店業務をファーストデータと共同でおこなうというもの。
セグメント別にみると、伸びたのは加盟店サービス。前年対比16%増の35.2億ドルだった。
いっぽうシュイング機能を提供するカードサービスはマイナス6%で17.4億ドルだった。
クレジットカードだけでなく、デビットカードやプリペイドカードなど多様な決済が登場する中、加盟店ビジネスは好調に推移している。
現金からカードへ。キャッシュレス化が進めば進むほど、加盟店ビジネスは儲かるだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。