2022年3月25日18:04
長電バス、三井住友カード、小田原機器、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、長電バスの運行する路線バス(奥志賀高原線、白根火山線)の車内において、Visaのタッチ決済ならびにQR決済(PayPay、Alipay)によるキャッシュレスを導入すると発表した。
また、今回導入するキャッシュレス端末は、小田原機器製の新端末「BOSS」で、運賃表示器や車内放送装置などの車載器と連動している。なお、車載器連動型は全国で初めての導入 となるそうだ。旧端末に比べてコンパクトになり省スペース化した点に加えて、利用者の操作性向上、通信ロスの削減、乗務員操作の軽減などを図った。Visaのタッチ決済は、QUADRACが提供する交通決済クラウドサービス「Q-move」と接続し決済処理を実施。 利用者の乗降履歴は、降車後リアルタイムでQ-moveサイトにて確認をすることが可能だ。
なお、長電バスのキャッシュレス決済は、 2021年2月より急行バス志賀高原線(長野駅~志賀高原間)に試験導入し、同年12月に急行バス斑尾高原線(野沢温泉・飯山駅~斑尾高原・タングラム斑尾間)に拡大、本格導入した。試験導入期間において、利用者の行動パターンの把握、検証を経た上で、導入路線を拡大し、現在スキー利用者を中心に利用されている。
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ペイメントナビ編集部
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