2022年4月15日15:05
NTT東日本岩手支店、NTTル・パルクは、2022年4月20日から、NTT東日本グループが保有する業務用車両やビルのスペースを活用し、車両を業務で使用しない空き時間に地域企業、住民が利用できる「カーシェアリングサービス」を提供すると発表した。
NTT東日本グループでは、地球環境負荷低減やSDGs達成への貢献、エネルギーコスト削減を目指し、国内一般車両について2030年までの 100%EV 化の実現に向けて取り組んでいる。
このような現状を踏まえ、NTT東日本では、業務用車両を活用した「カーシェアリングサービス」を提供することとなった。
同取り組みは、社用車のEV(電気自動車)化促進の取り組みと合わせ、環境負荷低減・地域の移動に関する課題の解決やシェアリングが街のインフラとして浸透した姿「シェアリングシティ」のさらなる推進につながるとしている。
NTT ル・パルクがカーシェアリングサービスの提供主体となり、NTT 東日本岩手支店第 3ビルの敷地にカーシェアリング用ステーションを開設した(車種はトヨタ プリウス PHV1台)。利用時間帯は、土曜・日曜・祝日の終日、平日 19 時~翌 8 時となっている。
サービス提供の基盤となるカーシェアリングプラットフォームは、地域住民、地域企業・観光客などのスマートフォンに専用アプリ「ノッテッテ」をインスト―ルし、初期登録後に車両の予約や開錠・施錠による運転、決済までが可能となる。また、車両については、NTT東日本が業務で使用しない時間帯に、原則、利用可能となる。
なお、提供車両には、除菌スプレーの車内配備に加え、委託業者による除菌作業等を行い、安心して利用してもらえるよう新型コロナウィルス感染症対策に努めるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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