2022年5月9日17:05
TISは、Visaプリペイド機能を搭載した「ultra pay カード」を発行するULTRAの株式を取得し、TISの連結子会社とした。
ULTRAは、主にクレジットカードを作らない若年層を対象とした、年齢制限なく審査なしで誰でも持てるプリペイド式Visaカードである「ultra pay カード」を2020年4月30日から提供している。
今回のULTRA社の連結子会社化は、国際ブランドプリペイド決済サービスを提供する同社をTISグループに迎えることで決済のフロントエンド機能を獲得し、TISが持つ決済のバックエンド機能構築の強みと合わせた決済機能の一気通貫での組み込みを可能とし、「Embedded Finance」の実現のために実施するそうだ。
また、TISでは「給与デジタルマネー払い」の解禁を見据えたペイロールカードの提供などさまざまな給与受け取りニーズに応えるFinTechサービスを構想しており、ULTRAとこの領域での連携も目指す。ULTRA社はTISの連結子会社となることで、会員獲得の強化や人員の拡充などを行い、より一層の事業の拡大を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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