標的型攻撃メール訓練サービス「KIS MailMon」をバージョンアップ(KIS Security)

2022年8月12日7:00

KIS Securityは、標的型攻撃メール訓練サービス「KIS MailMon (ケイアイエス メールモン) 」を、2022年8月5日にバージョンアップした。

バージョンアップにより、添付ファイル型の訓練は、PDFファイルに加え、オリジナルのWordファイルによる添付ファイル型の訓練が可能となった。標的型攻撃(Emotet等)が活発化しているので、Wordファイルによる訓練は、より効果的な訓練を実施できる。今後Excelファイルなどのファイルタイプを順次、拡張する。

また、メールセキュリティ対策としてsandbox等を導入している場合に、訓練対象者がメール閲覧をしたのかsandbox等によりメール閲覧をしたのか、判別ができないことも多くある。KIS MailMonでは、訓練対象者のすべてのステータスを記録したイベントリスト.csvと訓練対象者の一覧表示する訓練果.csvのデータを提供する。

また、イベントリスト.csvでは、パソコンやスマートフォンからのステータスの記録やsandbox等によるステータスも記録し、メール開封やメール本文のURLクリック・添付ファイルの開封などを確認することができる。メール開封時のアクセス時間やIPアドレスによりsandbox等からの判別を行える。

今回は、訓練結果.csvの項目に、各ステータスの初回に記録した時間と2回目以降に記録した最終の時間を表示した。

sandbox等によるメール開封を素早く判別(KIS Security)

さらに、訓練シナリオギャラリー(テンプレート集)から訓練シナリオをインポートする際に、訓練内容(メール本文・リンク先画面)をプレビューにより確認できる。訓練のスケジュール設定時にも訓練内容のプレビューを表示し、訓練内容を迷うことなく行えるそうだ。

訓練のスケジュール設定後や訓練中に、意図しない理由により訓練終了期間(ステータスの記録時間)を延長したいことがあるが、訓練の設定後や訓練中に訓練終了期間を延長できる機能を追加しているそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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