宇都宮ブレックスの「応援型Tカード」発行、貯めたTポイントがチームの支援に

2022年8月26日10:00

国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(B リーグ)」所属の「宇都宮ブレックス」を運営する栃木ブレックスと、共通ポイント「Tポイント」を展開するT ポイント・ジャパン(TPJ)、栃木県で TSUTAYA などを運営するうさぎやは、貯まった T ポイントで宇都宮ブレックスを支援できる「応援型 T カード(宇都宮ブレックス)」の発行を開始すると発表した。TPJでは、特定のチームなどを応援する応援型Tカードの発行支援を強化しているそうだ。

左からうさぎや 代表取締役 笹沼敬史氏、Tポイント・ジャパン 代表取締役社長杉浦敬太氏、栃木ブレックス 代表取締役社長 藤本光正氏、宇都宮ブレックスの渡邉裕規選手

貯めたTポイントがチームの強化支援に
来場ポイントも付与

8月25日に行われた説明会では、栃木ブレックス 代表取締役社長 藤本光正氏、Tポイント・ジャパン 代表取締役社長杉浦敬太氏、うさぎや 代表取締役 笹沼敬史氏が「応援型Tカード(宇都宮ブレックス)」の概要や取り組みの背景、今後の展開などについて説明した。また、宇都宮ブレックスの渡邉裕規選手も登壇し、今回の取り組みについてファンにメッセージを寄せた。

宇都宮市をホームタウンに活動する「宇都宮ブレックス」は、2022 年 5 月に 2 度目となるバスケットボール男子「B.LEAGUE」年間優勝を達成した強豪チームだ。「応援型Tカード(宇都宮ブレックス)」は、全国のTポイント提携店で貯まったTポイントが自動でチームの支援に充てられ、日常の買い物でも「宇都宮ブレックス」を支援できるTカードとなる。応援期間の2025年7月31日までは、利用者が貯めたTポイントはチームの強化支援に充てられ、同期間中に貯めたTポイントはすべて自動的に引き落としされる。その際、利用者が貯めたポイントの7割がチームで活用され、3割が運営手数料として差し引かれる。

スポーツチーム応援型Tカードはサッカークラブの水戸ホーリーホックや柏レイソルなどで先行事例がある。「応援型Tカード(宇都宮ブレックス)」は、2015 年よりオフィシャルスポンサーを務めるうさぎやから提案を受けて実現した。藤本氏は「私たちにとってもありがたい取り組みでしたし、地域経済の活性につながると感じ、開始することになりました。応援型Tカードを持った人が宇都宮の店舗に足を運び、買い物をしてもらうことに貢献できれば、チームにとっても地域経済にとっても価値があることだとした。

「応援型Tカード(宇都宮ブレックス)」は、栃木9店舗、埼玉4店舗のTSUTAYA13店舗、およびホームゲーム会場では、発行手数料550円で発行するが、オフィシャルファンクラブ「CLUB-REX」のCLUB-REX 2022-23シーズン有料メンバーには1枚無料で配布する予定だ。

新たな取り組みとして、10月に開幕する2022-23 シーズンより「宇都宮ブレックス」ホームアリーナの物販購入で200円につき1ポイントが貯まる・使えるサービスを開始する。また、ホームゲーム開催時に「Tポイントアプリ」でチェックインすると、来場ポイントとしてTポイント5 ポイントの進呈を予定している。

栃木県は100万会員、県内52%を占める
「モバイルTカード」も利用可能に

カード券面は、持っている方が宇都宮ブレックスを誇りに思えるよう、深みのある背景に BREX ロゴをメインに用いたデザインとなっており、ファンはもちろん、それ以外の人にも「宇都宮ブレックス」を知ってもらいたい、といった想いを込めたという。また、同券面デザインは、スマートフォンの「Tポイントアプリ」から「モバイルTカード」として利用可能だ。

T会員は全国で7,000万人のアクティブ・ユニークユーザーを有するが、「栃木県は100万の会員がおり、52%の方がカードをお持ちです」と杉浦氏は説明する。うさぎやは、Tポイントアライアンスの開拓を行うとともに、TSUTAYAのフランチャイジーとして店舗を展開している。2015年より宇都宮ブレックスのオフィシャルスポンサーとして、チームを応援している。TSUTAYA店舗を活用して、「ブレックスさんの広告等の役割を担い。地元のファンを増やしていくという思いで、たくさんの取り組みを一緒に行ってきました」と笹沼氏は話す。例えば、県内TSUTAYA店頭でのオリジナルブックカバーやしおりの無料配布をはじめ、勝利の翌日はTポイント5倍キャンペーンを実施している。2015年頃から独自券面のTカード発行のニーズはあったということだが、当時はロットの確保などの関係で実現しなかった。昨年、チームがB.LEAGUEで優勝して認知度も高まり、発行枚数も確保できるようになったことから、このほど発行に至った。

渡邉選手はチームを応援するうさぎやに感謝の気持ちを述べたうえで、「ポイントが支援につながるということで、いいパフォーマンスをして、見に来てくれた皆様に面白い試合を見せていかないといけないという気持ちになっています」と語った。

スポーツ応援型Tカードの実績は?
推し活のニーズに応える

このコンテンツは会員限定(有料)となっております。続きを読むには「Paymentnavi Pro 2022」のお申し込みが必要となります。
詳細はこちらのページからご覧下さい。

すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)
チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP