2022年10月26日19:23
リクルートは、決済サービス「Airペイ」が2022年10月26日より、 ジェーシービー(JCB)が提供する「Smart Code(スマートコード)」の取り扱いを開始すると発表した。新たに「Smart Code」傘下の決済ブランド17種での支払いが可能になり、「Airペイ」が対応する決済ブランド数は計55種に拡大する。
「Airペイ」は、iPadまたはiPhoneと専用カードリーダー1台でカードや電子マネー、 QRコード決済などさまざまな決済手段に対応している。すでに主要国際ブランドのクレジットカードや交通系電子マネー、「iD」「QUICPay」「Apple Pay」などの電子マネーや「PayPay」「d払い」および訪日外国人向けの「支付宝(Alipay)」などのQR決済、そして「Tポイント」「Ponta」「dポイント」「WAON ポイント」といった共通ポイントなどの決済手段に対応していた。
このほど、「Airペイ」の決済対応ブランドに、JCBが提供する「Smart Code」が加わる。「Smart Code」は JCBがQR決済事業者と店舗をつなぐ決済情報処理センターの提供や、 加盟契約の一本化を行う決済スキームだ。 「メルペイ」や「EPOS PAY」など計19(2022年9月末時点)のQR決済ブランドに対応している。これにより、atone、 ANA Pay、 EPOS PAY、 ギフティプレモPlus、 銀行Pay*2(OKI Pay、 こいPay、 はまPay、 ほくほくPay、 ゆうちょPay、 YOKA!Pay)、 K PLUS、 FamiPay、 pring、 Payどん、 メルペイ、 ララPay、 Lu Vit Payが利用可能になる。
また、楽天ペイメントが提供するQRコード決済「楽天ペイ」、 中国の大手QRコード決済「支付宝(Alipay)」傘下の決済ブランド「TrueMoney」の取り扱いも同日より開始した。これらにより、「Airペイ」が対応する決済ブランド数は従来の計36種から計55種と大幅に増える。
なお、「Airペイ」のアカウント数は2022年6月末時点で約30.4万件となり、前年同期比で32.8%増加している。2022年度内には「Airペイ」の端末を通じた店舗決済金額(「Airペイ QR」によるQR決済を含む)および「Airペイ オンライン」を通じたオンライン決済における決済金額の合計金額が1兆円を超える見通しだという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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