2022年11月25日9:25
Finatextと、あいおいニッセイ同和損害保険の出資するスマートプラス少額短期保険(スマートプラスSSI)は、2021年9月からトライアルで提供してきた「宿泊予約キャンセル保険」の保険料を改定し、新たに「旅行予約キャンセル保険」として2022年11月24日から提供を開始すると発表した。また、従来の補償内容のプランに加えて、より補償内容を充実させたプランを提供する。
なお、保険料改定に際しては、宿泊予約プラットフォーム「予約番」を提供するキャディッシュが有する宿泊施設の予約件数やキャンセル件数などのデータを活用することで、約40%の値下げを実現したそうだ。
FinatextとスマートプラスSSIは、今回のリニューアルを契機に「予約番」を利用する全宿泊施設に「旅行予約キャンセル保険」を案内するとともに、「予約番」以外の宿泊予約プラットフォームにも提供先を広げていくという。
2020年以降、新型コロナウイルスの感染状況、緊急事態宣言や全国旅行支援などの政策動向に左右されながらも、旅行・宿泊業界は足元で回復の兆しを見せている。一方で、繰り返される感染の波により、利用者自身がコロナに罹患したり濃厚接触者になってしまったりしたことで旅行や宿泊をキャンセルせざるを得ない事態も発生しており、旅行や宿泊のキャンセル料金を補償するキャンセル保険へのニーズがますます高まっているそうだ。
FinatextとスマートプラスSSIは、旅館・ホテルの予約システムに組み込んで提供できるキャンセル保険を2021年9月からトライアルで提供してきた。今回の「旅行予約キャンセル保険」へのリニューアルおよび提供先の拡大により、より多くの人が安心して旅行を計画できるようにしたいと考えているそうだ。
保険の申し込み方法として、宿泊予約をする人は、予約完了時に表示されるバナーから保険の申し込みサイトに遷移する。そのままサイト上でプランを選択し、申し込み情報の入力を行い、保険料をクレジットカードで決済する(保険料の決済は宿泊代金の決済とは別で行われる)。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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