2022年12月5日7:50
ダイナースクラブカードとTRUST CLUBカード(VISA/Mastercard)を発行する三井住友トラストクラブは、SDGsの達成と持続可能な社会の実現、そして社会貢献のためにさまざまな取り組みを実施しているが、その一環として、2022年11月9日、次世代を担う広島大学の学生に「キャッシュレス社会とクレジットカードが担う役割」についての講義を行った。
当日は、三井住友トラストクラブ 執行役員 兼 商品統括本部長 兼 商品企画部長(担当:マーケティング企画部、広報室、利用促進部)野泉 和宏氏が登壇し、金融教育の一環として、クレジットカードに限らず、電子マネー、スマートフォン決済を含め、幅広くキャッシュレスについて解説した。また、キャッシュレスサービスを支えるクレジットカード会社の業務についても紹介した。
なお、同講義には、広島大学の幅広い学部・学年から約80名が参加。クレジットカードは学生にとってもすでに身近な存在だが、2022年4月の民法改正による成人年齢引き下げにより、さらに責任ある契約行為が求められている。利便性の高い機能やサービスに加えて、クレジットカードの悪用被害や多重債務問題などについても理解を深める講義内容としたことで、180分の長丁場ながら、講師の話にときおり頷き、メモを取りながら熱心に聞いていたという。
特に「クレジットカードを紛失した場合の対処」や「フィッシングメール対策」は、すぐにでも発生し得る身近なトラブルへのアドバイスとして、真剣に聴講している姿が印象的だったという。講義中は、スマートフォンによる書き込みで随時質問を受け付け。また、挙手によるアンケートも行い、一方通行ではなく、インタラクティブな講義となった。
当日は、歴代のダイナースクラブカードのサンプルやクレジットカード決済端末機を資料として展示。休憩時間になると多くの学生が周囲に集まり、興味深げに覗き込み、メタルカード(金属製)を手に取って重厚さを実感していた。
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ペイメントナビ編集部
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