2022年12月21日22:14
リクルートと、三菱UFJ銀行が共同出資する子会社のリクルートMUFGビジネス(RMB)は、RMBが提供する決済ブランド「COIN+(コインプラス)」において、2022年12月21日より楽天銀行と連携を開始した。
RMBはこれまで都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行と連携を進めてきたが、同連携は、初のインターネット銀行との取り組みとなる。ユーザーは「COIN+」アカウントに1,300万超の口座数を有する楽天銀行の口座を登録することで、他の登録可能な金融機関の口座と同じく、無料で「COIN+」へ入金(チャージ)でき、「COIN+」から同口座への出金も可能となる。
RMBは、事業者や生活者のキャッシュレスを推進するため、これまでも金融機関と連携し、『COIN+』アカウントに登録できる口座を拡大してきたという。「COIN+」は既存アプリにOEM形式で決済機能を組み込めるという特徴があり、良品計画のアプリなどに搭載している。そのため、今回1,300万超の口座数を有する楽天銀行と連携したことで、良品計画などの事業者は自社アプリに「COIN+」を備える際、これまで連携してきた銀行に加え、楽天銀行とも無料で入金・出金が可能になる。
また、RMBは「COIN+」を組み込むデジタル口座管理・決済アプリ「エアウォレット」をユーザーに「生活口座」として利用してもらいたいという狙いがあるため、多数の利用者を抱える楽天銀行と連携し、入金・出金できることは重要な意義があるという。
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ペイメントナビ編集部
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