2022年12月23日8:30
JA全農のグループで関東・東北エリアで食品スーパーマーケットなどを展開するAコープ東日本と、CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は、三重県を中心にスーパーマーケット事業や店舗宅配事業(ネットスーパー)を展開するスーパーサンシと連携し、2022年12月22日より「Aコープ東日本」が提供するネットスーパーの利用でTポイントが貯まるサービスを開始した。
JA全農グループでは、2019年7月よりエーコープ近畿の店舗、2020年4月よりエ―コープ関東の店舗において、Tポイントサービスを行っている。また2021年5月より電子マネー「Tマネー」サービスの提供、2022年8月にTのサービスと連携した「Aコープ東日本アプリ」のリニューアルを通じ、スマートフォンを軸により利便性の高いサービス提供を促進してきたという。
またCCCMKHDはスーパーサンシと2022年8月2日に業務提携に向けた基本合意を締結し、同社が運営する「JAPAN NetMarket」加盟企業へのTポイントサービスの提供をはじめ、労働人口減少や人件費高騰などの業界課題に対し、小売り店舗のDX(デジタル・トランスフォーメーション)支援に向けた取り組みを加速してきたという。
このほど「JAPAN NetMarket」加盟企業でもあるAコープ東日本のネットスーパーの利用でTポイントが貯まるサービスを開始。「Aコープ東日本アプリ」などから、専用サイトにアクセスし、Tポイント利用手続きをしてネットスーパーを利用すると、200円(税抜)につきTポイントが1ポイント貯まる。また、貯まったTポイントは、「Aコープ東日本」店頭をはじめ、全国のTポイント提携店で1ポイント=1円分として利用可能だ。
また、サービス開始を記念して、2022年12月22日~2023年1月18日の期間中に「ネットスーパー利用促進キャンペーン」を実施する。Aコープ東日本ネットスーパーにTカード連携後、ネットスーパーで2,000円(税抜)以上買い物すると、1日1回Tポイントが100ポイント貯まるそうだ。
Aコープ東日本とCCCMKHD、スーパーサンシはネットスーパーにおけるTポイントサービス提供を通じ、スマートフォンを軸としたオフラインとオンラインの顧客価値向上を目指すとともに、利用者から預かったネットとリアル双方のデータを活用し、商品品揃えや売場作りなどの店舗運営と新たなCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)に取り組むという。またCCCMKHDとスーパーサンシは、今後とも同様のスキームを活用し、地域のスーパーマーケットを中心とした両社のパートナー企業へ「JAPAN NetMarket」とTポイントサービスの導入のご提案を進めており、全国の小売店舗DX支援に向けた協業を加速するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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