2023年3月31日21:17
一般社団法人日本クレジット協会(JCA)は、クレジットカードの不正利用の実態を明らかにするため、クレジットカード発行会社を対象としたクレジットカード不正利用被害実態調査を継続的に実施しており、このほど2022年第4四半期(10月~12月分)の集計値をとりまとめた。
これによると、今四半期の不正利用被害額は127.7億円で前期比(2022年第3四半期〈7月~9月〉)では24.3%の増加、不正利用被害額に占める偽造被害額は0.6億円で14.3%の減少、番号盗用被害額は120.6億円で25.8%の増加、その他不正利用被害額は6.5億円で6.6%の増加となり、不正利用被害額の前年同期比(2021年10月~12月)では37.0%の増加となった。
なお、2022年通年の不正利用被害額は436.7億円(前年比32.3%の増加)、不正利用被害額に占める偽造被害額は1.7億円(同13.3%の増加)、番号盗用被害額は411.7億円(同32.1%の増加)、その他不正利用被害額は23.3億円(同37.9%の増加)となった。
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ペイメントナビ編集部
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