2023年4月7日8:10
CCCMKホールディングス(CCCMKHD)とライフログテクノロジー(LLT)は、このほど約7,000万人のT会員に向けたヘルスケアアプリ「Tヘルスケア」において、LLTが提供する「カロミルWebView」を導入し、食・ヘルスケア領域における共同事業展開を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
CCCMKHDは、年間トランザクション約35億件におよぶTカードの購買データや約7,000万人の生活者のリアルとネットを横断したライフスタイルデータをもとに、企業や生活者の抱える課題を解決しながら、さまざまなニーズに沿った提案を行うマーケティング・ソリューション事業を展開している。2022年4月にT会員向けヘルスケアアプリ「Tヘルスケア」をリリースし、ウォーキングを習慣化することで健康維持ができ、Tポイントも貯めることができるサービスを提供している。
LLTは、食事をはじめとするライフログを記録し、人々の健康への行動変容を促す健康管理アプリ「カロミル」の開発、運営に取組んでいる。「カロミル」は、スマートフォンで撮影した外食、中食含めたさまざまな食事の写真から栄養状態の可視化ができることを強みとしており、その技術やデータを食事画像解析APIや食事データベースAPIなどのサービスとして外部提供してきた。2023年1月には食事記録~記録データの閲覧・管理に至る一連の機能をWebView形式で外部アプリに提供する「カロミルWebView」をリリースし、新たなパートナー企業との連携を模索してきたそうだ。
今回の業務提携によって、2023年4月6日から、「Tヘルスケア」で「カロミルWebView」による食事管理機能が利用できるようになった。写真1枚で毎日の食事を記録し、エネルギー+30種類の栄養素を自動で計算することができるため、栄養バランスを考慮した健康管理が可能となる。