2023年4月19日7:40
ビーマップは、南海電気鉄道(南海電鉄)と泉北高速鉄道(泉北高速)が実施する「へるすまーと泉北」のポイント交換に関する実証実験に技術協力している。
ヘルスケアアプリ「へるすまーと泉北」は、シニアの運動&計測習慣づくりを行うことで生活習慣病等の予防と行動変容を促すスマートフォンアプリで、南海電鉄が2021年12月から、泉北ニュータウン地域の居住者および来街者を対象に実証実験としてサービスを提供している。
同実証実験は、「へるすまーと泉北」で貯まったポイントを、泉北高速の各駅から泉北高速の他駅もしくは泉北高速の各駅(中百舌鳥駅を除く)から南海電鉄難波駅への片道乗車券のデジタルきっぷ(QRコード乗車券)と交換できるもので、2023年4月28日~2024年3月末まで実施される。これまで「へるすまーと泉北」で貯めたポイントの交換先は、泉ヶ丘ひろば専門店街の一部店舗等で利用できるクーポンに限定されていたが、同実証実験において新たにデジタルきっぷとの交換が可能になることにより、「歩いて貯めたポイント」で「電車に乗って移動する」という1つ先の行動変容が促されることが期待されている。
同社は南海電鉄と協力し、南海電鉄とNSDが共同開発した「へるすまーと泉北」と、南海電鉄・泉北高速のQRコード対応改札機と連携しているQUADRAC提供の交通クラウドサービス「Q-move」を結びつける連携システムを開発した。Webブラウザやスマートフォンアプリからデジタルきっぷの取得を可能にした同システムを活用し、MaaS・インバウンド・集客のさまざまなソリューションと連携を進めていきたいと考えているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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