2011年4月1日9:46
大日本印刷(DNP)とソニーのブースでは、FeliCaカードを活用したASPサービスである「FeliCaポケット」の紹介を行った。
FeliCaポケットは、ポイントやクーポン、スタンプラリーなどの機能を最大20個まで1枚のFeliCaカードやおサイフケータイに纏めるアプリケーションである。
同機能を利用し、横浜市福祉局では、全国で初めてICカードを利用した介護支援のボランティアカード「よこはまポケット」の運用を実施している。
香川県高松市で発行している「めぐりんWAON」、島根・鳥取の「あいポケットWAONカード」、熊本県阿蘇地域の「阿蘇千年の草原 WAON」など、電子マネー事業者や交通事業者のカードと相乗りして利用されるケースも増えている。
また、東京都杉並区が実施するICカードを利用した日本初の「電子地域通貨事業」にも採用された。杉並区では、これまで紙で発行していた区内共通商品券やプレミアム付き商品券「なみすけ商品券」をICカードのFeliCa技術を利用した電子地域通貨として流通し、地域活動や地域貢献で貯まるポイントプログラムもスタートする予定だ。