2011年4月11日9:00
今後5年間でMasterCardは豪州のレストラン、カフェ、グローサリーストア、タクシー、その他の事業者すべてに非接触端末を設置すると発表した。
今後2年以内にMasterCardの加盟店になるところは、すべて非接触端末の設置を義務づける。既存加盟店は3年以内とした。
オーストラリアでは非接触カードはクレジットとデビットをあわせて500万枚強が発行されている。
これはすごいことだ。全豪すべての加盟店に非接触端末を設置するのだから。世界の非接触決済トレンドを豪州が引っぱっていくことになる。
また、MasterCardはデビットカード保有者が2012年10月までにショプで現金を引出せるようにする。これはオーストラリアの国内デビットカードシステムに対抗した措置である。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。