2023年9月4日7:00
バリューデザインは、クラウド型独自Pay(ハウス電子マネー)発行サービス「Value Card」へのクレジットカードチャージを可能にするクレジットカード決済サービスの提供を開始したと発表した。
これにより、バリューデザインは、独自Pay導入企業に対し、ワンストップかつ開発コストをおさえたクレジットカードチャージを提供するそうだ。クレジットカードチャージを採用する企業においては、クレジットカード会社等との個別契約が不要となり手間を削減できるほか、自社アプリでの機能追加開発も不要となるうえ、運用コストもおさえてクレジットカードチャージを取り入れることができるという。
バリューデザインは、飲食・小売業界を中心に11万店舗以上に、自店舗の顧客データを溜め、店舗の再来店を促進するキャッシュレス決済サービス「独自Pay」を軸とする複数のサービスを展開している。
同クレジットカード決済サービスは、導入企業が発行する独自Payへのチャージ手段を、レジや店内に設置された入金機からの現金チャージに加え、新たに店舗アプリやWebサイトからのクレジットカードチャージを可能にするものだ。「独自Pay」導入企業においては、「店舗を利用するお客様の利便性向上のため、幅広い入金手段を設けたい」という一方、「導入や運用のコストがネックである」という声があったという。バリューデザインでは、これらの声を踏まえ、「独自Pay」導入店舗様の負荷を下げオンラインチャージを導入できるよう同サービスを提供していく。
なお、「Value Card」を導入中の食品スーパーエブリイを展開するエブリイ(広島県福山市)では、2023年10月1日よりオリジナル電子マネー付きポイントカード「エブリカ」の決済機能が搭載されたスマホアプリ「エブリイアプリ」で、同サービスを利用したクレジットカードチャージに対応する。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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