2023年9月15日7:30
S.RIDEは、ソニーグループのAIとIT技術を活用して開発したタクシーアプリ 「S.RIDE(エスライド)」が、2023年8月に累計アプリダウンロード件数200万を達成したと発表した。併せて、200万ダウンロードを記念したSNSキャンペーンを実施する。
アプリの新規ダウンロードは2022年7月以降増加傾向を継続しており、累計ダウンロード数は2022年8月末時点との比較で約1.8倍の伸びを記録している。これは、新型コロナウイルスの規制緩和に伴う人々の移動の活性化やタクシー利用の需要増加を背景に、タクシーアプリ利用の普及が加速したことも要因の1つと推察される。
現在、全国1.8万台、東京都内では1.2万台のタクシーが「S.RIDE」アプリに対応している。東京都内の走行タクシーのうち3台に1台は「S.RIDE」アプリに対応しているそうだ。
配車件数においては、2021年9月~2022年8月と2022年9月~2023年8月の1年間を比較すると約2.1倍に、予約数は約2.4倍に増加しており、2023年6月~8月は3カ月間連続で過去最多の月間配車件数を更新している。
この配車件数のうち、約9割は首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)での実績だ。加えて、2023年8月の「S.RIDE」を利用した配車件数のうち、約半数は月に10回以上利用しているユーザーによる配車という結果も出ている。「S.RIDE」は、首都圏における配車に強みがあり、利用頻度の高いユーザーの継続利用が約半分を占めているのが特徴だ。
2022年3月にサービスを開始した月額課金サービス「S.RIDEプレミアム」では、開始後順調に推移しており、2022年8月と2023年8月の直近の1年間では有料会員数は約7.4倍と急速に増加している。「S.RIDEプレミアム」会員は、通常は予約配車ごとにかかるサービス利用料が何回でも0円で利用可能なほか、追加料金無しでJPN TAXI等の車種を選択して予約できる。さらに羽田空港や成田空港に定額運賃で乗車できる空港定額利用サービスも無料で使用できるそうだ。
また、アプリ上でのタクシー配車時、所定の時間内でタクシーが見つかるまで探索を継続する「優先配車機能」により、大雨や悪天候の際に生じる需給逼迫時の配車成功率約96%を実現しているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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