2023年11月10日8:30
一般社団法人 組込みシステム技術協会が主催し、ナノオプト・メディアが企画/推進する展示会「EdgeTech+ 2023」が2023年11月15日~17日の3日間、エッジテクノロジーと事業変革のためのキーワードを結びつける、横浜市のパシフィコ横浜にて開催される。11月8日にはプレス発表会を開催し、今年の見どころ、EdgeTech+ AWARDの各賞結果発表、出展各社の新製品情報などを紹介した。
「エッジテクノロジーに新たなプラスで加速するDXと事業変革」
「EdgeTech+ 2023」は「Back to normal」としてリアルイベントメインで開催。オンラインは年明けに見逃し視聴を中心に行う。7月27、28日にグランフロント大阪にて開催した「EdgeTech+ West」では2022年よりも大幅に来場者が増え、リアルでの活気が戻ってきたという。
2023年のテーマは「エッジテクノロジーに新たなプラスで加速するDXと事業変革」。事業変革期を迎えた今、エッジテクノロジーに新たなプラスで顧客起点の価値創出を実現するイベントを目指すという。会場では展示、カンファレンス、各種企画、イベント内イベントを開催する。
同展示会は、パシフィコ横浜展示ホール全館、アネックスホールを利用する。出展者は300社 (前年:266社)で、新規出展企業が118社となる。
「オートモーティブ ソフトウェア エキスポ」を初開催
併設イベントとして、自動車開発のソフトウェア技術、その最新動向にフォーカスする特別企画となる「オートモーティブ ソフトウェア エキスポ」を初開催する。ソフトウエアでの開発や付加価値づけが重要局面にものづくりにと共に歩んできた組込みシステム開発にフォーカスする「EdgeTech+ 2023」の特別企画として自動車産業に向けて贈る新企画となる。自動車業界のゲームチェンジと向き合い新たな価値創出のヒントに出会う場を目指す。CASE時代に重要度が増す自動車開発におけるソフトウェア技術にフォーカスする。
同イベントは展示ゾーンに加え、展示会場内オートモーティブソフトウエアエキスポ専用セミナー会場を設ける。会場ではソフトウエア技術に特化した34セッション、40社/団体の展示が行われる。300席規模の特設会場では、午前中は基調講演、午後は3会場に分かれ分科会を3日間通して実施する。
テーマゾーン/パビリオンでは、生成AI活用ゾーンを設ける。また、生成AIに関する講演も増えた。また、歴史的なCPUを展示したチップミュージアム –mini-「マイクロプロセッサ黎明期からのファミリー展」を実施。昨年度のマイクロプロセッサ誕生からの30年展の内容充実に加え、周辺チップを含めたプロセッサファミリーやボードなども独断と偏見で選りすぐり展示する。
会場では、11月16日に「EdgeTech+フェスタ」を実施。出展各社がビールあり、ワインあり、吟醸酒ありと、多彩な飲み物やおつまみなどを用意。来場者と気軽に出展社とコミュニケーションを取り合うことが可能だ。
「オープンイノベーションサミット」は、多くの企業の研究開発拠点を誘致し、積極的にオープンイノベーションを手掛ける横浜市・横浜未来機構との連携によるビジネスマッチプログラムだ。プレゼン終了後は質疑や名刺交換などビジネス交流を行う。
特別企画・併催行事として、デジタル人材イノベーションチャレンジ2023決勝大会、ETロボコン2023、第64回組込みシステム研究発表会が行われる。
RFIDタグなどに使える「メタシンクアンテナ」
NFCによる指輪型健康管理トラッカーも
また、恒例企画である「EdgeTech+AWARD 2023」の各賞が決定した。「EdgeTech+AWARD」は、組込み業界の発展と国内産
Edge Technology 優秀賞はスタッフの「メタシンクアンテナ」となった。「メタシンクアンテナ」は、金属の筐体に取り付けた状態でも高い性能を実現できる無線アンテナ。コンテナや輸送機械、建設機械、足場といった金属体に取り付けたときに、アンテナの感度が低下する問題に対応した。
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