2011年4月25日17:24
青森県とイオンは、2011年4月25日、包括提携協定を締結すると発表した。青森県とイオンは2009年12月に防災協力協定を締結しているが、災害時の協力に加え、双方が持つ資源を有効に活用し青森県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことを目的に今回、包括協定を締結したという。
同協定により、青森県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や地産地消・県産商品の販路拡大、観光・物産振興、地域防災、縄文ムーヴメントの推進など11項目について両者で協力してさまざまな取り組みを進めていく。
同協定の取り組みの第一弾として、「あおもりJOMON WAON」を4月30日から発行する。同カードが全国10万3,000箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから青森県に寄付することで、青森県の縄文遺跡群の世界遺産登録に向けた普及啓発活動に役立ててもらうという。
カードの販売目標は初年度5万枚、発行手数料は1枚300円。青森県内のイオンやマックスバリュ、サンデー、イオンスーパーセンターなど35店舗で販売をスタートし、その後順次拡大する予定だ。