2024年5月10日17:00
カヤックと福岡市は、カヤックが開発したスマートフォンアプリ、デジタル地域ポイント「ふくおかポイント」の実証運用を、2024年5月10日より福岡市内の9校区で順次スタートすると発表した。福岡市ではさまざまな社会課題の解決に向けて、市民との「共創」によるまちづくりを推進している。その一環としてデジタル地域ポイント「ふくおかポイント」を活用することで、市民が地域活動に参加・継続できる仕組みの構築を目的とした実証実験を行うという。
実証を行う9校区は、東区の美和台、照葉、博多区の那珂、弥生、中央区の当仁、南区の塩原、城南区の堤丘、早良区の 西新、西区の金武となる。
福岡市では、市民の地域活動への参加や世代間の交流の促進を図り、事業の充実や地域の新たな担い手を確保することを目指して「デジタル地域ポイント事業」を開始。2023年11月にカヤックと「福岡市デジタル地域ポイントシステム構築及び利用者サポート業務委託事業」の委託契約を締結した。
カヤックはこれまで、全国21地域(2024年5月現在)で導入されているデジタルコミュニティ通貨「まちのコイン」の企画・開発・運営をはじめ、東京都渋谷区で導入されている「ハチペイ」といった決済を含む地域通貨の開発統括を行うなど、デジタル技術を活用した地方創生事業を行っている。同技術を活かして、福岡市独自のデジタル地域ポイントサービス「ふくおかポイント」を開発した。今後は福岡市とともに、市民が楽しみながら主体的に地域活動に関わることを促し、共生社会の推進に貢献できるよう「ふくおかポイント」を運営していくそうだ。
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