在留外国人が訪日外国人に日本の情報を発信する「KAMOkamo」提供(KDDI)

2024年8月8日14:00

KDDIは、2024年8月7日から、日本に住んでいる外国人が旅行などで日本に訪れる外国人に、同じ母国語で日本の飲食店や美容サロンなどの店舗情報を紹介するサービス「KAMOkamo(カモカモ)」を提供開始した。

「KAMOkamo」の利用イメージ(KDDI)

同サービスを通じて、在留外国人が母国語で日本のおすすめの店舗情報を紹介し、訪日外国人は同じ母国語で情報が確認でき、気に入った店舗があれば海外から店舗の予約、事前の決済まで行うことができるという。外国人旅行者は海外にいながら、日本での予定を立てることができる。

同サービスはさまざまな国からの旅行者にご利用いただくことを目指し、まずは中国人旅行者向けに中国で人気のメッセンジャーアプリ「WeChat」内で提供開始する。

同サービスは、厳選した優良店によるラグジュアリーな体験を提供する「OZmall」を運営するスターツ出版と連携し、外国人旅行者が安心して利用できる店舗を掲載する。

在留外国人は同サービス内で紹介したい店舗を検索し、外国人旅行者向けに母国語で店舗を紹介する。同サービス開始当初は、日本への訪日者数が昨年から最も伸びている中国人向けに「WeChat」内で情報を提供する。中国では日本のサイト自体閲覧することが困難だが、「WeChat」から同サービスを通して、中国語で紹介された日本の情報が確認できる。

また、海外にいながら日本の店舗の予約や「WeChat」内の決済機能「WeChat Pay」で事前の決済も可能だ。紹介した店舗を外国人旅行者が利用すると、紹介した在留外国人は報酬を受け取ることができるという(報酬の支払いはAmazonギフト券となる)。

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ペイメントナビ編集部

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