2024年9月5日7:30
アイティフォーは、このほど食品自動販売機専門総合オペレーターであるナムコの食品自動販売機にて、「iRITSpay自動販売機ソリューション」が導入されたと発表した。
同ソリューションは、国内外を問わず規格に準拠した自動販売機に接続でき、さまざまな決済手段への対応に加え、商品のプロモーションや品質維持にも効果的な機能を備えているそうだ。
ナムコは、50年以上にわたり食品自動販売機業界で実績を築いてきた。近年、感染症対策の重要性が高まる中、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが求められるようになり、自動販売機業界においてもキャッシュレス化と人手不足への対応が急務となっているそうだ。このような状況の中で、キャッシュレス化と同時にオペレーション効率化によるコスト削減も実現できる「iRITSpay自動販売機ソリューション」が採用された。
「iRITSpay自動販売機ソリューション」は、無人販売用組込型決済端末「iRITSpay決済ターミナルUPT1000F(以下、UPT)」と、自動販売機管理システム「Vending Management System(以下、VMS)」で構成されている。同ソリューションは、国内外を問わず、規格に準拠した自動販売機に接続でき、マルチベンダー対応が可能だという。
「UPT」は、コンパクトだが耐久性に優れ、防塵・防水対応といった高い耐環境性を備えたマルチ決済端末で、自動販売機・券売機のセルフ決済サービスに利用できる。「VMS」は、自動販売機の運営効率を向上させるシステムで、売上管理だけでなく商品の在庫管理や温度管理、開閉状況の監視、釣銭管理などをリモートで行うことが可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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