2011年6月14日14:06
秋田県とイオンは、2011年6月14日、包括連携協定の締結に合意したと発表した。今回の協定の目的は、秋田県とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し秋田県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むこととなっている。同協定により、秋田県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や地産地消・県産品の販路拡大、環境保全、観光振興など11項目について両者で協力してさまざまな取り組みを進めるという。
同提携の取り組みの第一弾として、6月30日に「あきた元気!WAON」を発行する。イオンは、全国各地でWAONを活用し地域の商業や観光などの活性化に取り組んでおり、同カードが39枚目となる。同カードが、全国約11万2,000箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから、秋田県に寄付することで、スポーツ振興や地域の活性化に役立ててもらう。販売目標は初年度5万枚で、秋田県内のイオンやマックスバリュ、スーパーセンター、サンデーなど53店で販売をスタートし、順次販売エリアを拡大するという。
イオンは、これまでも全国のイオン店舗において秋田県産品の販売や「秋田県フェア」の開催など秋田県の協力を得た取り組みを実施している。