2011年6月23日9:15
米スターバックスはプラスチックのプリペイドカードから、スマートフォンのバーチャルカードへシフトさせようとしている。
2010年のスタバカードでの決済は全トランザクションの22%になった。このうちスマートフォンを使ったバーチャルカード決済利用者はすでに300万人を超えている。
これらはiPhoneとブラックベリーに限定しされていた。米国ではすでにアンドロイド版スマートフォン利用者がiPhoneやブラックベリー利用者より多い。
これに目をつけた個人が、アンドロイド利用者のために非公認のスタババーチャルカードアプリを発表し、話題をさらった。このアプリは16万件もダウンロードされている。
こういう状況でスターバックスはようやく公式のアンドロイド版をスタートさせた。
現在全米6,800カ所のスタバで利用できるが、今年の夏からはSafeway内の1,000店舗でも利用できるようになる。
アンドロイド版の登場で利用者が増え、加盟店も拡大すれば、スタバ内のモバイル決済はさらに拡大するだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。