2011年7月8日11:21
三井情報(MKI)は、2011年7月8日、資金洗浄にかかわる疑わしい取引を検索する従来の「アンチ・マネーローンダリング(AML)」機能に加え、振り込み詐欺や反社会勢力への対応を含む「犯罪収益移転防止法」対策が可能な自社開発システム「Bank-AML/MKI」を販売開始すると発表した。
Bank-AML/MKIは、犯罪収益移転防止法への対応を可能にした総合ソリューションである。金融庁の定める取引参考事例に基づく取引検知が可能であり、疑わしい取引検知、確認、当局への報告のワークフローから、新規口座開設時の連携および経営報告支援機能までを網羅する。また、取引検知を行う際に、各行の事務取扱要領や地域性に合わせたカスタマイズが可能だ。さらに、疑わしい取引の総括的管理を行うとともに、管理や調査を行う部署同士の連携ができる。
加えて、パッケージ型による提供で、継続的な保守サポートが可能だ。また、低コストの導入費用で、取引検知や当局への報告資料作成といった作業の自動化ができるという。