2025年5月26日18:50
一般社団法人キャッシュレス推進協議会は、日本の主要なコード決済サービス事業者が対応している、決済用バーコード及びQRコードの統一規格であるJPQRを策定、公表している。このJPQRにおける新たな取り組みとして、諸外国の統一QRコード規格との相互連携を実現する「JPQR Global」のサービス提供を目指し、国内外の関係者との協議・調整を進めているそうだ。

JPQR Globalでは、海外の決済用QRコードに関する統一規格に対応した決済サービスを日本国内でJPQRを導入した店舗等で利用できるようにするインバウンド向けの取り組み、およびJPQRに参画する日本のコード決済サービスを海外の統一QRコードで利用できるようにするアウトバウンド向けの取り組みの双方向での実現を目指している。
JPQRは、2019年に策定した我が国における決済用バーコード及びQRコードに関する統一規格dあ。JPQRのCPMバーコード規格については、主要なコード決済事業者のほとんどで採用されており、POSシステムにおけるコード決済サービスの自動判定(コード決済事業者の識別)の実現に貢献しているという。
静的MPM規格については、主要なコード決済事業者が対応済みであり、1枚のQRコードで複数の異なるサービスを利用可能だ。同協議会では、このMPM規格について、QRコードの規格だけでなく、店舗からの利用申込みを受付けるシステム及び統一QRを発行・印刷及び配送するサービスも提供している。
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