2025年5月26日18:38
ネットスターズは、「資金決済に関する法律」における資金移動業の登録を完了し、一般社団法人キャッシュレス推進協議会(PJA)が進める「JPQR Global」のスイッチングシステム運用事業者として指定されたと発表した。キャッシュレス決済を通じて日本の越境決済の円滑化、多様化をサポートするそうだ。
現在、政府の「観光立国推進基本計画」(2023年3月31日閣議決定)等において示された、「国内統一規格(JPQR)とアジア各国の統一規格の相互連携」を実現するため、国内外の関係者間での協議・調整が進められている。「JPQR Global」は、各国との相互連携により提供可能となる国内店舗向け、および相手国を訪れる日本の消費者向けの取り組みだ。今後JPQR Globalを通じて、東南アジアを中心とする諸外国のコード決済サービスが日本で利用できるよう、準備を進める。また、海外において、同取り組みに参画する日本のコード決済サービスを利用し、海外の統一QRコードで支払うことが可能となることを目指している。
ネットスターズは「JPQRスイッチングシステム」を構築し、また、このほど、第二種資金移動業登録が完了したことを受け、JPQRスイッチングシステム運用事業者としてPJAより指定を受けた。これにより、各国の統一規格を運用するスイッチング事業者と国内アクワイアラとのシングルアクセスポイントとしての機能を提供するとともに、資金移動業者として海外スイッチング事業者と国内アクワイアラとの精算の役割を担う。
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。