2025年9月1日8:30
LINEヤフーは、「LINE」上で自社サービスを提供できるアプリプラットフォーム「LINEミニアプリ」内で、デジタルコンテンツの決済ができる課金機能の、企業からの事前エントリー受け付けを、2025年8月29日より開始した。
同機能では、ユーザーが「LINEミニアプリ」を利用している際に、iOSやAndroidなどに登録済みの決済情報を用いて、ブラウザなど他のアプリに切り替えることなく、スムーズにコンテンツの購入やゲーム内課金が可能になるという。なお、ゲームに限らず漫画など、エンタメ業種での活用を想定している。
従来、企業はプラットフォームごとに個別のアプリ開発が必要であり、ネイティブアプリのダウンロード促進や利用定着に多大なコストを要していた。
一方、「LINEミニアプリ」は、ユーザーに新たなアプリをダウンロードさせる必要がなく、「LINE」アプリ上でサービスを提供することができるため、開発コストや新規ユーザー獲得コストを大幅に削減することが可能だという。
さらに今回新たに提供するデジタルコンテンツ課金機能により、ワンタップでネイティブアプリと同等の体験をユーザーに提供できるようになり、収益パフォーマンスの向上が期待できるそうだ。
現在、同機能は2025月7月より一部企業に対して先行提供を開始しており、順次、提供企業を拡大する。
同機能の導入に関する申し込みは以下のフォームにて受け付けており、事前エントリーの順に案内を行う。
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ペイメントナビ編集部
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