2025年9月2日10:40
GMOメイクショップは、国際カードブランド5社が策定したクレジットカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」の最新バージョン「PCI DSS v4.0.1」に、2025年9月1日付けで準拠したと発表した。
GMOメイクショップは、今回の準拠により、年間流通額3,428億円を誇るECプラットフォームとして、EC事業者の信頼性向上を図り、消費者に安心・安全なオンラインショッピング環境を提供していくそうだ。
近年、EC市場の急速な拡大に伴い、クレジットカード情報の不正利用や漏洩といったサイバーリスクが国内外で深刻化している。2025年3月に経済産業省のクレジット取引セキュリティ対策協議会が公開した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」6.0版では、ECサイトにおける「クレジットカード情報保護対策」と「不正利用対策」が追加されるなど、ECサイトに対するセキュリティ対策は一層厳格化され、その重要性も高まっている。
このような状況下で、EC事業者が安心して事業を継続し、消費者が安全にオンラインショッピングを楽しめる環境を提供することは、GMOメイクショップにとって最重要課題だったという。GMOメイクショップではこれまでも、EC事業者および消費者の情報を守るため、「ISO/IEC27001」「JIS Q 27001」(ISMS)認証の取得など、各種セキュリティ対策を講じてきたが、このほど「PCI DSS v4.0.1」の厳格な要件をクリアし正式に準拠したという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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