2011年8月5日9:00
PayPalはE-mailアドレスへの送金で急成長した。E-mailアドレスではなく、急拡大するソーシャルネットワークのFacebookやTwitterのアカウントへ送金できるサービスがあれば便利だ。
そう考えて起業したのが米ベンチャーのDwolla(ドゥオラ)である。TwitterやFacebookのマイページから友人や知人に送金できるサービスを提供している。
創業して2年。7月26日現在で取扱高が1日100万ドルを超えた。1週間の取扱高が100万ドルを超えたのが6月だから、この1カ月で約7倍の取扱高になったことになる。
Dwollaの送金手数料はPayPalの30セントを意識して1トランザクション25セントの定額制だ。
Dwollaの口座に入金せず、銀行口座から直接送金できるサービス(FiSync)もスタートさせ、現在15行と契約している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。