2025年10月17日16:36
コングラントは、寄付DXシステム「コングラント」で提供するクレジットカード決済の決済上限額を1,000万円に拡大し、団体自身が上限金額を設定できる機能を実装した。
クレジット決済で即時性を向上、高額寄付の参加層拡大を期待(コングラント)
同機能により、寄付者が高額寄付をしたい場合に、上限1,000万円であればクレジットカードでスムーズに決済することができるようなるという。
例えば、未曾有の大規模災害が起きた時、国際的な人道危機・紛争により緊急支援が求められる時、命を救われた経験などから医療へ寄付を行いたい時などの際に、高額寄付が増えていくことを期待している。
一般的に、クレジットカードによる寄付には上限が設けられており、これまでコングラントはクレジットカード決済による寄付決済金額の上限を100万円に設定していた。100万円以上の寄付を行う場合は、銀行振込での受け付けに切り替える必要があり、手続きの手間や不便さから、寄付者にとって煩わしいハードルとなり得る。
今回の機能改善は、コングラントが提供するクレジットカード決済のうち、決済代行会社のStripe Japanによる決済を対象とするもので、上限金額を1,000万円まで拡大した。
同時に、各決済手段ごとに上限金額を団体が任意に設定できるようにした。これにより、団体は活動規模や寄付募集の目標に合わせて、また、平時と非常時で上限額を変更するなど、柔軟に上限の調整が可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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