2011年9月1日12:12
一般社団法人高千穂町観光協会とイオン九州は、「神話と伝説のまち高千穂WAON」を2011年10月下旬から発行すると発表した。
高千穂町は年間約150万人の観光客が訪れる宮崎県有数の観光地である。高千穂町観光協会は、訪れる観光客などの決済利便性を図るために電子マネーの導入を検討してきたが、地域マネーの取り組みを進めているイオンのWAONを導入し、高千穂町内の施設や土産店などでの決済サービスをスタートする。
また、高千穂峡をデザインした神話と伝説のまち高千穂WAONを発行。WAONは全国11万5,000箇所で利用することが可能だ。同カードには、ICカードを利用した「ぐるっと」サービスも利用できる。同カードは一枚のカードに複数のサービス機能を搭載できるFeliCaポケットを搭載しており、地域共通ポイントや観光スタンプラリー、各種の会員証、診察券などのサービスの提供が可能となる。
なお、カード販売は、宮崎県内のイオンやホームワイド14店舗で販売を開始し、順次九州各県のイオンの店舗へ拡大するという。カード販売目標は、初年度2万枚。