2011年9月3日9:00
米ホームセンター大手のLowe’sは、42,000台のモバイルPOSを、2012年1月までに1,725店舗に順次導入すると発表した。
iPhoneを利用したPOSで、在庫確認や商品情報照会、さらに、Lowe’s.comにもアクセスできる。
競合のHome Depotは、すでに30,000台のモバイルPOS導入を決めている。これに対抗するために今回の導入になったようだ。
Lowe’sの年商は480億ドル、毎週1,500万人の来店客がある。顧客サービスには売り場の従業員ひとりひとりがPOSを携帯することが重要と判断した。
米衣料チェーンのUrban Outfittersも、積極的にモバイルPOSを導入している。すでに107店舗でテスト中。年末のホリデーシーズンまでには全店に導入する予定だ。
小売では百貨店のノードストロムもモバイルPOS導入を決定している。
中小だけでなく、大手もモバイルPOSの導入が加速している。このトレンドは日本にも来ること間違いなし。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。