モビリティとロジスティクス共創、手ぶら観光など視野に(JR西日本/佐川急便)

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2026年5月29日8:49

JR西日本と佐川急便は、「顧客体験価値の共創」に関する連携協定を、2026年5月27日に締結した。両社は同協定の取組みを、「モビリティとロジスティクスの共創エコシステム」と位置づけ、各々の強みを生かした取り組みを進めることで、① モビリティとロジスティクスサービスのシームレスな連携による「顧客体験価値の向上」、② 観光に付随する手荷物の課題解決によるインバウンドを中心とした「交流人口の拡大」という2つの価値提供に取り組む。

JR西日本の鉄道予約システムと、佐川急便の物流配送システムを連携することで、モビリティとロジスティクスのシームレスな提供を目指す。具体的には、2030年代を目途に、『JR西日本グループ中期経営計画2030 -次なる成長に向けた共創と挑戦- 』で掲げた「移動の共創プラットフォーム」を通じて、両社のシステムを連携し、利用者に対して、移動に関連した多様なサービスと共に、両社のモビリティ・ロジスティクスサービスを提供することを目指す。

また、2028年を目途に、佐川急便の物流オペレーションシステムとの連携を通じて、JR西日本グループが提供するさまざまな荷物に関するサービスの統合による、効率化と利便性の向上を目指す。

さらに、近年、インバウンド旅客の間で西日本エリアの人気は高い一方、鉄道での観光では手荷物の持ち運びが大きな課題となっている。オーバーツーリズムが社会問題となる中で、観光地や列車内における手荷物のマナーや、手荷物による観光地の選択の制約への対処が急務となっている。

そこで、両社の強みとアセット、システムをかけ合わせることで、新幹線による高速な広域配送と、物流トラックによるきめ細やかな地域内配送を組み合わせた手荷物配送サービスの提供を目指す。具体的には、旅行前(旅マエ)で人の移動と荷物配送をセットで予約・決済でき、駅や空港、ホテルで預けた荷物を、目的地の駅やホテルで当日に受け取ることができるサービスの提供を目指す。

その第一歩として、2026年6月より、京都・大阪⇔広島・博多間で、手荷物即日配送サービスの実証実験をJR西日本とジェイアール西日本マルニックス、佐川急便の3社で実施する。

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ペイメントナビ編集部

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