JALとマリオットが会員プログラム連携で顧客体験強化、JALマイレージバンクとMarriott Bonvoy会員の付加価値向上へ

Facebook
X

2026年7月15日12:37

日本航空(JAL)とマリオット・インターナショナルは、2026年7月14日、旅行体験のさらなる向上に向けた戦略的パートナーシップに関する記者説明会を開催した。両社の連携により、JALの「JALマイレージバンク(JMB)」会員、マリオット・インターナショナルの「Marriott Bonvoy」会員に対し、フライトと宿泊双方の新たなステイタスマッチによる特別な特典を提供するそうだ。

日本航空 執行役員 マイレージ・ライフスタイル事業本部長 西田真吾氏(左から2人目)とマリオット・インターナショナル アジア太平洋地区(中華圏を除く)チーフ・コマーシャル・オフィサー ジョン・トゥーミー(John Toomey)氏(同3人目)

ステイタスマッチがスタート JMB会員、Marriott Bonvoy会員双方にメリット

7月14日から、JMBと「Marriott Bonvoy」とのステイタスマッチがスタートした。ステイタスマッチとは、2つの会員プログラムのアカウントを連携することで、現在保有しているステイタスに応じてもう一方のプログラムの特典を獲得できるサービスだ。

「Marriott Bonvoy」会員は、アカウントを連携すると、JALの「FLY ONポイント」を獲得できるようになる。付与されるFLY ONポイント数はエリート会員ステイタスに応じて異なり、上位ステイタスの会員ほどより多くのポイントを獲得可能だ。また、Titanium Elite(チタンエリート)会員およびAmbassador Elite(アンバサダーエリート)会員には、保有するFLY ONポイント数に応じてJALクリスタル会員以上のステイタスが自動的に付与される。

一方、JMB会員は、「Marriott Bonvoy」のロイヤルティプログラムへシームレスに参加できるようになり、ステイタスマッチや上位会員資格へのスピーディな昇格機会を通じて、より充実した旅行体験を利用できる。

今回の提携により、世界1万軒以上の「Marriott Bonvoy」参加ホテルおよびリゾートへのアクセスに加え、客室アップグレードやレイトチェックアウトなど、エリート会員ならではの特典を利用できる。また、JMBのサファイア会員以上の会員には、それぞれに対応する「Marriott Bonvoy」のエリート資格が自動的に付与されるそうだ。

JALのマイレージプログラムのビジョン 海外地区会員との接点強化

JALは、国内線は140路線、年間の利用者3,844万人、国際線は71路線、年間1,025万人が搭乗している。また、ロイヤリティプログラムであるJMB会員は4,100万人、JALカード会員は369万人を有する。

JALのマイレージプログラムは、航空の利用でマイルを付与し、そのマイルで航空利用が可能だ。近年はパートナー企業と連携し、航空以外のサービスにもすそ野を広げている。また、プログラムの充実と顧客体験の向上により、事業ポートフォリオ変革を推進しているそうだ。

航空業界や観光業界では、2019年から22年頃までは、コロナ禍によって苦しい時期だったが、2025年までのコロナからの回復期ではJALライフマイルの構築、「JAL life Statusプログラム」の開始、JALマイレージバンクアプリのリリースを行った。2025年から26年はJALライフマイルの拡大に加え、海外提携を本格化した。2026年以降は、特典航空券に並ぶ体験特典の充実、マーケティング戦略の高度化、マイル発行量の増大、JALマイルライフの進化、海外展開の拡大など、飛躍的な成長を目指している。

JALは、マザーマーケットである日本においては、強固な基盤をある程度築けているが、日本を訪れる海外の利用者に対してはタッチポイントが少なかったという。「持続的なプログラム成長に向けて海外のお客様とどうやって接点を増やしていくか。それをもって長期的な事業成長を図っていくことを考えています。その解決策の1つが、グローバルなお客様の基盤を持っていらっしゃるパートナーとの提携でございます」(日本航空執行役員 マイレージ・ライフスタイル事業本部長 西田真吾氏)。

より上質な旅へ顧客体験向上へ これまでにない規模のグローバル戦略を実現

具体的には、JMB会員にパートナー企業のサービスを体験してもらい、より上質な旅へよりよい顧客体験を提供していくという。また、JALと接点の少なかったパートナー企業の会員に対して、JALのサービスを体験してもらい、サービスの魅力を感じてもらうことだ。

今回の「Marriott Bonvoy」との協業の意義は、ロイヤリティプログラムの成長戦略を加速させることだ。世界規模の顧客基盤を持つ「Marriott Bonvoy」との戦略的パートナーシップにより、これまでにない規模のグローバル戦略を実現できる。また、双方に強みを持つ航空とホテルのシナジーにより、旅における顧客体験を飛躍的に向上させることが可能だ。西田氏は、両社の強みを掛け合わせることで、世界中の人々を魅了する価値を提供していきたいとした。

マリオットは日本における旅のロイヤリティの概念を再定義 JALはマリオットにとって日本初の優先的航空パートナーに

マリオット・インターナショナル アジア太平洋地区(中華圏を除く)チーフ・コマーシャル・オフィサー ジョン・トゥーミー(John Toomey)氏は、「今回の提携は、日本における旅のロイヤリティの概念を再定義する。そのようなエキサイティングな提携と言えると思います」と述べた。

記者説明会はJALスカイミュージアムで実施

このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。

すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。

関連記事

クレジットカードのおすすめランキング
調査・クリエイティブなどで豊富な実績

ペイメントニュース最新情報

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

機会損失を最小化へ。国内唯一のダイレクト接続、50種以上の決済手段で承認率と顧客体験を最大化(SP.LINKS)
クレジットカード不正をはじめとした不正対策ソリューション「ASUKA」を提供(アクル)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介
豊富なPCI P2PE認定実績と高度な暗号化技術で、安心・安全な決済サー ビスを提供します(ルミーズ)
ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)
「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

複数店舗・施設をつなぐ、柔軟なポイント管理システム「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(USEN FinTech)

メタルカードのトップサプライヤーが提供する高意匠性のカード(KONAジャパン)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

Back to top