2026年8月17日8:00(JST)
【日本】Visaプリペイドカード「バンドルカード」およびVisaクレジットカード「Pool」を提供するカンム 代表取締役 執行役員 CEO 八巻 渉氏は、インタビューに応じ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)への参画をテコに、BtoB向けサービスの拡充と、MUFGが設立する新たなデジタルバンクとのシナジーも検討していきたい。

「Re: バンドルカード」推進し、10周年機に新サービスを拡充
サービス開始から10周年を迎えた主力サービスである「バンドルカード」は、累計ダウンロード数が1,500万件を突破した。カンムは10周年を機に、サービス刷新プロジェクト「Re: バンドルカード」を推進しており、2026年3月にはローン機能、7月にはこれから発生する支出予定もふまえて“今使えるお金”を把握しやすくする新機能を追加した。

バンドルカードは、最短1分で発行できるVisaブランドのプリペイドカード。日本を含む全世界200以上の国と地域にあるVisa加盟店で利用でき、チャージ式で利用金額がわかりやすい安心感から多くのユーザーに支持されている。
アプリから金額を入力すると即座にチャージできる「ポチっとチャージ」などの機能も搭載され、スマートフォンアプリに表示してネットショッピングで使える「バーチャルカード」のほか、実店舗で利用できるプラスチック製カードの「リアル」「リアル+(プラス)」が発行できる。また、Android端末では、Visaのタッチ決済にも対応しており、スマートフォンをかざすだけで支払い可能だ。
八巻氏は「Google Payには対応していますが、Apple Payについても継続的に検討しているところです。またプラスチックカードのIC化など、セキュリティ強化と機能拡充に必要な環境の整備も検討していきたいです」と述べた。バンドルカードの成長余力はまだ大きいとみており、プリペイドカード業界で進んでいる多機能化でも優位なポジションを狙う。
Poolは累計投資金額100億円「まずまずの数字」と評価
また、「ポチっとチャージ」は、「バンドルカード」のチャージ方法の1つで、手元に現金がなくてもアプリから金額を入力して申し込むことで、即座に残高にチャージされ、後払いで支払うことができる機能だ。チャージした代金は、申し込んだ月の翌月末までにコンビニやセブン銀行ATM、ネット銀行などで支払うことができる。
バンドルカードのアプリ登録者の約50%が18〜29歳※1であり、クレジットカードを持ちにくい若い世代が持つプリペイドの定番となっている。※1 2023年の公表数値
一方、資産形成機能付きの事前入金型Visaクレジットカードアプリ「Pool」は、チャージした資金で2カ月ごとの短期運用(目安年利2%)ができるほか、残高をそのままVisa加盟店での買い物(1%還元)に利用できる。

「Pool」は2025年10月、累計投資金額100億円を突破した。日本においては貯蓄から投資へのシフトが進み、投資はさまざまな層で広がりを見せている中で、「Pool」はこれまでにない「決済」と「投資」を合わせ持ったサービスとして誕生したもので、これまでの状況について、八巻氏は「まずまずの数字」との評価を示した。
中小企業の資金調達で新サービス「BtoBニーズは明確にある」
BtoC向けのバンドルカードで先行してきたカンムは、今、新たにBtoBサービスにも力を入れている。
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