2012年2月29日18:00
Samuraiは、2012年2月29日から、O2O対応製品の第一弾として、NFC対応のCMSパッケージソフトウェアである「ACTUAL REVOLUTION(AR)」の販売を開始すると発表した。
ARは、O2O(Online to Offline)のための機能を実装しており、リアルからバーチャルを簡単かつシームレスに連携することが可能となっているという。
本来、O2Oを実現するためのソリューションには、サーバシステムのカスタマイズや店頭端末・利用者向け媒体の新規導入などに対して大規模な設備投資が必要なケースが多く、大企業やチェーン店でしか手が届かないケースが多くあったという。しかし同製品では、O2Oの実現に必要な機能をサーバ側に標準機能として実装すると同時に、利用者側のユーザインターフェースとして、非接触ICカード技術である「NFC(Near Field Communication)」を採用したことで、中小の企業(メーカー・小売店)でも少ない投資でO2Oのソリューションが提供可能だ。
また、ARは、FacebookやFoursquare、Twitterなどの数多くのソーシャルメディアとの連携機能を実装しているため、NFC機能と組み合わせることで、リアルシーンにおける行動(ICカードやNFC携帯をかざすアクション)が、各ソーシャルサービスへの「リアルいいね!」や「リアルチェックイン」のようなバーチャルな世界へのアクションとして連携させることが可能となっている。