2012年3月30日13:27
三菱UFJニコスはこのほど、ホテルチェーンの東急ホテルズと、iPhoneを使ったクレジットカード決済ソリューション「ペイメント・マイスター」の導入で合意し、同社6施設において2012年4月1日から取り扱いを開始すると発表した。
東急ホテルズは現在、東急ホテル、エクセルホテル東急、東急イン、東急リゾート、ホテル東急ビズフォートといったチェーンで計48施設を展開。そのうち6施設で、宴会や貸衣装、美容室など、フロント以外での代金受領に同システムの導入を決定した。導入先は、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急、渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル、神奈川県横浜市のパン パシフィック横浜ベイホテル東急、愛知県名古屋市の名古屋東急ホテル、千葉県成田市の成田エクセルホテル東急、兵庫県神戸市の神戸東急インとなる。
具体的な利用方法は、まずホテルの従業員がiPhoneに専用カードリーダを装着し、顧客のカード情報を読み込んで金額などをタッチパネルに入力する。その後、モバイルプリンターから出力したレシートに顧客がサインを行う流れとなる。
なお、ペイメント・マイスターは三菱UFJニコスがフライトシステムコンサルティングと協力して開発したシステムである。すでに、同システムは、店舗外の催事やイベント販売のほか、レストラン、タクシー、旅行会社などで利用されている。