2012年4月23日18:00
世界24カ国で展開するオンライン旅行サイトであるエクスペディアジャパンと、三井住友カードは提携し、旅行会社専用の日本語予約サイト「クマの手」専用の決済サービスを開始すると発表した。海外サイトが日本の大手カード会社と提携し専用決済サービスを提供するのは、今回が初の取り組みとなる。
クマの手は、エクスペディアが直販サイトで提供する海外・国内14万5,000軒以上の全ホテルとダイナミックツアーを、旅行会社が商品として取り扱うことができる旅行会社専用の予約サイトである。日本では2011年10月3日からサービスを開始し、すでに600社を超える旅行会社が利用している。
今回、エクスペディアは三井住友カードとの提携により、クマの手サービスを利用する旅行会社専用にカスタマイズした決済サービスを開発し、2012年4月から、サービスをスタートした。
クマの手を利用する際は、クレジットカードでの支払いが必須となるが、新サービスでは、 プラスチックのカードは発行せず、三井住友カードが紙面にて通知するクレジットカード情報を登録するだけで決済が可能となる。これにより、カードの紛失・盗難などのさまざまなリスクを回避することができるという。さらに、クマの手以外のサービスには使用できないため、悪用を防ぐことが可能だ。
なお、支払いサイクルは、締め日が毎月15日で支払日が翌月10日と、締め日が毎月末日で支払日が翌月26日の2種類から選択ができる。