2012年4月25日17:38
日本NCRは、このほど税公金セルフ収納機ソリューションの販売を開始したと発表した。福岡の西日本シティ銀行と共同開発を行ったもので、同行では当面30店舗への導入が決定した。同ソリューションにより、営業店窓口での作業負担は従来の3分の1程度への削減を実現するという。
税公金の収納は現金決済が多いため事務負担が高く、また繁忙日に集中することから店頭での対応が課題となっていた。日本NCRでは、税公金セルフ収納機というセルフサービスを利用した新たな処理方法を採用。営業店での税公金収納業務に関わる事務負担を軽減し、それに伴う利用者のサービス改善・向上を実現するため、西日本シティ銀行と共同で税公金セルフ収納機ソリューションを開発した。
同ソリューションは、顧客自らバーコードをスキャンし処理を自動化。また、現金モジュール採用で顧客によるセルフ現金支払いが可能となる。さらに、受付可否、支払期限確認、延滞金計算などをシステム化している。
加えて、受付・起票・現金収納・計算などの自動化と行員による点検・出納印などのアシストにより、業務のフロント部分を効率化するという。