2016年3月28日23:23
日本NCRは、ベイクルーズと共同でオムニチャネル戦略の軸となるECサイトと実店舗の顧客データを統合した新顧客システムを稼働させたと発表した。
ベイクルーズはすべてのブランドを通じて、あらゆる消費場面において、同じサービスを顧客に提供するオムニチャネル戦略を推進している。今回、その第一ステージとして、NCRと共同でオンライン(EC・スマホ)オフライン(店舗)環境の両方からアクセス可能な顧客情報の統合基盤を構築した。
顧客データ統合により、リアルタイムによるEC顧客と店舗顧客の統合顧客基盤構築、会員情報照会・会員認証・ポイント管理が可能となった。同時にシステム基盤を大幅に強化し、365日24時間ノンストップで統合顧客基盤データの活用ができる環境も実現した。
具体的には、ベイクルーズグループの各ブランドとECサイトで別々となっていたポイント計算/ステージを全ブランド・ECサイトで共通化によって顧客サービスの向上を行うことができたという。また、ECサイトから店頭の在庫を取り寄せることが可能となったため販売機会ロスの削減も期待されている。