2012年5月23日10:00
みやぎ生協は、2012年5月21日から、国内の生活協同組合としては初めてとなる、プリペイド式ギフトカード「MiiCA(ミイカ)」の発行を開始した。
発売店は、みやぎ生協全店(44店舗)のサービスカウンターとなり、全店舗の直営売り場での決済が行える(一部テナント除く)。手数料、入会金、年会費など、入金する金額以外には費用がかからない。
カードの残高は、レシート、レジ、サービスカウンター、みやぎ生協のWebサイトの「MiiCA残高照会」画面でも確認できる。
現在、みやぎ生協では商品券を発行しており、販売実績は2009年度7.6億円、2010年度9.3億円と増加している。500円、1,000円の2種類を発行しているが、紙の商品券のため、利用者が持参する枚数が増えるなどの課題があったという。
MiiCAは、好きな金額を入金して店舗で利用できるプリペイド式ギフトカードである。1,000円単位で3万円まで、何度でも入金でき、繰り返し使用できる。カードを贈られた人も使用後再度入金することで、引き続き何度でも利用可能だ。有効期限は、最終利用日もしくは最終入金日から3年間となる。
みやぎ生協では、現在の商品券をカードに切り換えることで、店舗オペレーションの負荷軽減を狙う。商品券のプレゼントやその利用は、エコポイントの効果やギフトの需要もあり増加しているが、管理に付加かもかかるうえ、現金同様に万一の事故も起こりえるという。現在、多くの百貨店でもサーバ管理型のギフトカードを導入しており、紙の商品券の取扱高は減少している。みやぎ生協では、ギフトカードの導入により、店舗オペレーション負荷の軽減を図る。
なお、みやぎ生協では、新規購入特典として、全店合計先着1万人の購入者にオリジナルボールペンをプレゼントするという。