2012年6月27日9:00
スマートフォンやタブレットにカードリーダを装着すればカード決済端末に早変わりするソリューションが世界中でヒートアップしている。
その先陣をきっているのはSquareだが、米国ではインチュイットのゴーペイメント、PayPalのヒア、ベリフォンのセイル、ペイエニウェアなどが激しいつばぜり合いを繰広げている。
スウェーデンではベンチャーのアイゼトル(iZettle)がこの分野に飛び込んだ。すでに北欧では展開しているが、英国や欧州でも事業を開始する予定だ。それにあわせ、このほど増資を実施。2,500万ユーロ(約25億円)を調達した。
出資者のなかにはMasterCardもはいっている。SquareにはVisaが出資、アイゼトルにはMasterCardが出資という構図だ。国際ブランドはこのジャンルに成長を期待しているということだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。