2012年6月28日12:49
インターネット上の共通ポイントプログラムを運営するネットマイルは、2012年6月28日、ゲーミフィケーション導入支援ツール「playground(プレイグランド)β版」の提供を開始すると発表した。
ゲーミフィケーションとは、ゲームがもつユーザーを活性化させる要素をゲーム以外のサービスに組み込み、ユーザーのモチベーションやロイヤリティを高める手法である。ネットマイルは10年以上に渡り、共通ポイントを通じた新規ユーザー獲得やロイヤリティの向上など、インターネットユーザーと企業の橋渡しを行ってきた。ゲーミフィケーションを成功させる上でポイントは重要な構成要素の1つであり、これまでネットマイルが培ってきたノウハウをより簡単に、より柔軟に提供するためのソリューションを提供するに至ったという。
playgroundではそのゲーミフィケーション導入に必要となる要素をツールバーやAPIを通じて提供する。ユーザーのアクションに応じてポイントやステータス、ランキング、バッジの付与に加え、ソーシャルメディアへの情報拡散を促す機能を実装することができる。また管理画面を通じて最適化されたルールを設定し、レポート機能を使うことでPDCAサイクルを実現することが可能だ。
料金は、月額8万円からとなる(初期費用は別途)。ネットマイルでは、1年間で100社への導入を目指す。