2012年7月26日18:00
セブン&アイ・ホールディングスでは、グループ各社のネットショッピングサイトを一本化し、セブンネットショッピングサイト内で各社のサービスの提供を開始すると発表した。
これまで別サイト、別IDで展開していた西武・そごうの「e.デパート(旧名称イケセイキレイ)」、イトーヨーカドーの「ネットスーパー」、セブン-イレブンの「セブンミール」、アカチャンホンポのネット通販、「チケットぴあ」のネットサービス、セブンカルチャーネットワークの「セブン旅ネット」を2012年7月にセブンネットのサイトに一本化。セブン&アイグループの総合ネット通販、百貨店、総合スーパー、コンビニエンスストア、専門店のネットサービス、旅行/宿泊の予約、チケット購入サービスが自宅で、ワンストップに利用できるようになり、利便性がさらに高まるという。
またグループのネットの集合体としてリアル店舗とも情報を共有化、店舗では展開できない商品をネットで取り扱ったり、ネットで注文した商品の店舗での受取りを可能にしたり、店舗での売れ筋情報、顧客の声をネットから吸い上げるなど、リアルとネットを融合することにより、セブン&アイグループ各社それぞれが持つ強みを生かしたネットのサービスへと進化させていく方針だ。
同社では、現状約1,000万人の会員を2015年度には2,000万人に拡大し、グループサイトでの取扱高5,000億円を目指す。