2012年11月8日10:51
リードエグジビションは、2012年10月24日~26日まで、「2012 Japan IT Week 秋」を幕張メッセで開催。「スマートフォン&モバイルEXPO」、「クラウド コンピューティング EXPO」、「情報セキュリティ EXPO」、「Web&モバイル マーケティング EXPO」、「データセンター構築運用展」、「ビッグデータ&データマネジメント展」の各展を開催した。
会場ではスマートフォンを活用した決済ソリューションも登場した。「ScanJacket(スキャンジャケット)」をゼウスやリンク・プロセシングなどに提供する三栄電機は、「SJ Tab2.0シリーズ」を発表した。同商品をiPadに装着することで、モバイルPOSおよび決済端末としての利用が可能だ。また、FeliCaやMIFAREに対応したNFCリーダライタを搭載している。Bluetoothオンリーモデル、カードリーダ付モデル、カードリーダ+スキャナー付きモデルの3種類を用意する予定であるという。
アスタリスクは、スマートフォンで利用可能なタブレット・モバイルPOSシステム「Salasee」や、ゼウスと共同で開発したスマートフォン用決済アプリケーションの紹介を行った。スマートフォン決済ソリューションを提供する企業は増えてきているがPOSシステムと連携できるソリューションはそれほど多くはない。その点、アスタリスクとゼウスではスマートフォン対応のPOSシステムをいち早く市場に投入した強みがあるそうだ。
スター精密では、ソフトバンクとPayPalが共同展開する「PayPal Here」に対応した「TSP100LAN」、NTTドコモが出資し話題となったリンク・プロセシングの「AnyWhere」に対応した「SM-S200」、NTTデータが展開するiOSモバイル決済システム「Pastel Port Plus」に対応した「SM-S220i」モバイルプリンタをPRした。