2012年12月20日8:00
旅行会社ならではの充実したサービスを提供する「JTB旅カード」
会員の稼働率、利用金額は年々アップ
旅行業界最大手のジェイティービー(JTB)では、会員のトラベルライフをサポートするサービスを付帯した「JTB旅カード」を発行している。カードのラインアップは年会費1,680円の「JTB旅カード」(Visa/MasterCard)、JALマイレージサービスとカーライフサポート機能を付帯した年会費2,100円の「JTB旅カードJMB」(JCB)、ゴールドカードが年会費1万5,750円の「JTB旅カードゴールド」(JCB)となっている。
サービスの特徴として、JTB旅カードは、決済額に応じてトラベルポイントを1%~1.5%還元している。また、充実した海外・国内傷害保険付帯、海外55都市にある旅カードデスクは日本語で対応、さまざまな施設の割引が受けられる「倶楽部レジャー」が付いている。
一方、JTB旅カードJMBは、JALマイレージクラブとの相互交換可能で、年中無休対応のロードアシスタンスや旅行中も安心できるホームアシスタンスのサービスを付帯している。さらに、ゴールドカードは空港ラウンジも利用可能だ。
旅カード会員の特徴としては、カード会社が発行するクレジットカードのプロパーカードなどと比較しても利用金額や稼働率が高いという。現在、カード会員数は約40万人。カードの種類による年平均50~200万円以上の利用金額がある。また、稼働率はカードの種類により50~80%となっている。利用金額、稼働率とも年々増加傾向にあるそうだ。
また、旅カード会員の現金利用者、ポイントカード専用会員に比べての特徴としては、「旅行頻度が多い」「旅行平均金額が高い」「リピート率が高い」といった点が挙げられる。同社では、「旅行会社ならではのサービスを新たに充実させつつ、お客様満足度のさらなる向上を目指していきたい」としている。
なお、JTBグループ各店では、カード型旅行券「JTBトラベルギフト」や紙型の旅行券では業界で№1の売上を誇る「JTB旅行券(ナイストリップ)」など、全国で使える各種ギフトカードを発売し好評を博しているという。