2013年2月22日9:00
フランス政府は国内の不正と戦うため、数多くの措置を発表した。その中で最も効果を期待しているのが現金取引制限だ。
現在、現金での購入上限額は3,000ユーロ。首相の計画は、それを1,000ユーロに引下げようというもの。
フランスは欧州のなかでも現金利用が多い。そんな中での現金取引制限は、消費者にとって大きなインパクトだ。キャッシュレス化の促進につながる。
首相はマネーロンダリングについての新欧州提案についても言及。政府として密接に観察していくと述べた。
現金をなくせば、不正が減る。フランス政府もキャッシュレス化に踏込もうとしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。